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Tekla Structures

この記事は公式サイトの情報をもとにまとめています。

BIMソフトTekla Structuresの特徴

Tekla公式サイト
引用元HP:Tekla公式サイト
https://www.tekla.com/jp/products/tekla-structures

様々な建築情報を持つ3Dモデル作成が可能

フィンランドのTrimble社の開発したTekla StructuresはBIMモデリングのための構造設計向けソフトウェアです。さまざまなマテリアルに対応し、構造物の建設と維持・管理に必要となる様々な建築情報を持った3次元モデルを作成することができます。無償提供されるBIMコラボレーションツールTekla BIMsightの活用で情報共有が可能となりプロジェクトに関連するメンバーが同じプロジェクトモデルで作業を行うことができます。

ツール連携で効率的な設計変更管理を実現

Tekla Open APIを使用することで複数の設計、解析ツールと連携できます。サポートされる形式にはIFC、SDNF、CIS/2などがありファイル転送によってTekla StructuresとA&Dパッケージとの連携も可能。モデルや図面などとの連携や可視化によって効率的な設計変更管理を実現することができます。

LOD500まで対応しているBIMモデル

BIMモデルには必要とされる詳細度(LOD:Level Of Detail)が既定されています。設計時、施工時、維持管理時など、それぞれのフェーズで求められるBIMモデルのLODは異なりますが、TeklaのモデルはLOD500レベルまで対応しているので想定外のコスト発生などを最小限に抑え、エラーの少ないモデル作成で建設を成功に導きプロジェクトの収益性を高めることが期待できます。

17言語にローカライズされている

各国の業界標準に適合するようローカライズされているTekla Structuresは、17言語に対応し32種類の環境で利用することができ、各地域のための固有設定や必要情報などは、あらかじめ定義済みとなっています。ソフトウェアをスムーズに導入するためのトレーニングや20言語以上に対応したローカルサポートも提供。Teklaの技術情報や学習教材にはオンラインでアクセス可能です。

BIMソフトTekla Structuresのスペック

対応OS・動作環境

互換性(インポート・エクスポート)

【インポートファイル形式】
IFC/DWG/DWF/STP/PDF/XML/互換ソフトなど数十種類

【エクスポートファイル形式】
IFC/DWG/DWF/TEK/STP/PDF/XML/互換ソフトなど数十種類

主な機能

価格

要問合せ

サポート・サービス

導入事例・お客様のレビュー

●高さ634メートルという自立式電波塔の建設にあたり工事を請け負った建設会社は事前検証による干渉回避や建方精度の確保が必須であることから3次元設計システムの活用が不可欠であると判断。特殊形状の鋼構造設計において実績がある構造系BIMソフトウェアTekla Structuresを採用。現場での手戻り・不具合修などの修正作業がなくなり滞りなく施工を行うことができました。

参照元:Tekla公式サイト(https://www.tekla.com/jp/references/tokyo-sky-tree

●約100年前に紡績工場として使われていた建物をオフィスや倉庫、駐車場などを備えた大型ショッピングセンターにするためのリノベーションプロジェクトに参加した13 の企業はプロジェクト全体を通してBIMを活用、詳細設計にはTekla Structuresを使用してシームレスな連携で一切のミス無くAs-Built BIM モデルを作成し建設プロセスと建物の品質を著しく向上させました。

参照元:Tekla公式サイト(https://www.tekla.com/jp/references/puuvilla-shopping-center

メーカー(販売元)情報

メーカー名 Trimble Inc..(フィンランド)
日本法人本社(日本総代理店本社) 株式会社トリンブル・ソリューションズ
所在地 東京都品川区北品川1-1-11第三小池ビル5F
営業所(国内) 東京・大阪
問合せ電話番号 03-5769-3351
公式サイトURL https://www.tekla.com/jp/products/tekla-structures