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BIMソフトについてEラーニングで学ぶ

BIMソフトである「Revit」を学びたいと考える時には、オンラインで学習することができるEラーニングを検討してみてはいかがでしょうか。ここではRevitのEラーニングについて、内容や費用・価格感、メリットなどについて紹介していきます。学習方法を検討中の方がいらっしゃいましたら是非参考にしてみて下さい。

RevitのEラーニングはどこで受けられる?

そもそもEラーニングとは何かをご存じでしょうか。IT技術の発展やその他外的要因の影響により、近年ではオンライン化が今まで以上に加速して進められていますが、Eラーニングもその流れに含まれて普及しつつあります。Eラーニングとは情報技術を用いて行う学習のことを指し、基本的にはオンライン環境がある場所であればどこでも学習することが可能です。
独学であれば自分で全て調べ、読み解きながら進めなければいけませんので、場所や時間の都合がついても学習が思うように進まないことがあります。一方でスクールに通おうと考えると、分からないところを重点的に質問しながら進められるなど理解をする上においてはメリットがあるように感じられますが、時間や場所の制約がどうしても出てしまいます。
これらのちょうど中間を取れる学習方法がEラーニングであり、Revitの学習においても活用することが可能なのです。

RevitのEラーニングの内容

RevitのEラーニングは、動画とテキストを中心に学習を進められることになります。Eラーニングの利用が初めての方であっても、それぞれがどのような内容かを把握することができれば安心して学習に取り組めるのではないでしょうか。

動画の視聴

RevitのEラーニングは、講師が利用方法を説明する動画を視聴しながら学習を進めます。映像と音声による講座が視聴できるため、一人で黙々と独学を進めるよりも記憶に残りやすくなるでしょう。プロ講師による講座が受講できるため、Revitについてのさまざまな知識やコツが学習できるでしょう。

テキストを読む

RevitのEラーニングは、動画の視聴だけに終始せずテキストも配布してもらえることがあります。PDF形式でダウンロードできることが多く、デバイスから閲覧するか印刷するなどして学習のサポートに活用することができます。動画で学習したことをテキストで補強することで、より記憶への定着率が上がっていくことでしょう。それぞれをうまく活用しながら、学習を進めるようにしましょう。

質問もできる

動画やテキストを活用していたとしても、どこかでつまずくことやわからないことが出てくるでしょう。独学だとそのようなときに困ってしまいますが、Eラーニングではサポートを受けられることが多くあります。メールや質問フォームなどから質問事項を送ることで、追加の説明などをスタッフの方が教えてくれます。これは独学ではないことによるメリットであるといえるでしょう。

RevitのEラーニングの費用・価格

RevitのEラーニングにかかる費用については、提供を受けるサービスによって異なることがあります。3万円程度で受けられるサービスもあれば10万円以上の支払金額になってしまうところもあります。サービスによって講義内容やサポートなどが異なるため、自分にはどのような内容が合っており、どのようなサポートを希望するかなど学習スタイルに合わせて適切なサービスを選択しましょう。中には時々期間限定の割引サービスなどを行っている業者もありますので、RevitのEラーニングに興味がある方は定期的にWEB検索などでチェックすることをおすすめします。

RevitをEラーニングで学ぶメリット

RevitをEラーニングで学ぶことは、数多くのメリットがあります。
まずは学習ペースが設定できる点ですが、スクールに通うとスケジュールが固定されてしまいます。一方で独学であれば学習範囲の設定も自分自身でしなければいけないため、スケジュールの設定が非常に困難です。対してEラーニングであればカリキュラムに従って動画視聴を行うため、ある程度計画的な学習が可能になります。
また、学習を行う時間や場所も選ばないため、就業中の方であっても仕事やプライベートの他の都合も考えながら学習スケジュールを組むことが可能です。動画やテキストは契約期間内であれば後から見返せるので、繰り返し学習も可能である点もメリットの一つです。

Eラーニングを利用することで効率よくRevitを学ぶことが可能

独学とスクール利用のちょうど中間のようなEラーニングは、学習する上で効率性も高い方法であるといえるでしょう。契約手続きを行って料金を支払いさえすれば、すぐにでも動画とテキストが掲載されているWEBサイトにアクセスできるようになり、スムーズに学習に取り組むことが可能です。
BIMはそのものの導入に高額な費用もかかるため、導入後の学び方なども想定して全体として検討を行うのがよいでしょう。全体的な予算や学習のための時間確保など、あらゆる観点から最も合理的な学習方法を選択することをおすすめします。

BIMソフトの導入は急速に進んでいる

2020年度に建設関係者480人に行った調査(※1)にて56.4%が勤務先でBIMを導入していると回答されているように、BIMの導入は急速進んでいます。 BIM導入済みの286の設計事務所においては、65.9%が「効果があった」とし、プレゼン力の向上、ミスの減少、時間短縮などの実感も得られています(※2)。
代表的なBIMソフトやおすすめの連携ソフトもまとめていますので、検討してみてはいかがでしょうか。

※1…参照資料:2020年度BIM活用実態調査レポート(日経BPコンサルティング) (https://damassets.autodesk.net/content/dam/autodesk/www/apac/pdf/bim-report-final.pdf)
※2…参照資料:日本建築士事務所協会連合会 BIMと情報環境ワーキンググループ「建築士事務所のBIMとIT活用実態にかかわる調査 報告書(2019)」(https://www.njr.or.jp/pdf/BIM_report_web.pdf)

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