BIMwiki~建築業界で使えるBIMソフト・連携ソフトを比較 » 建築向けBIMソフト6選

代表的な建築向けBIMソフト

Archicad

デザイン性を追求した設計ができるArchicad

ハンガリーのグラフィソフト社が開発した建築・建設用BIMソフトArchicadは1つのBIMモデルの中にすべてのデータが集約され、整合性を気にせずデザイン性を追求した設計が可能です。レイヤー概念もあり2次元CADに慣れた設計者でも使いやすいです。設計初期段階でも簡単にプレゼンテーションを行うことができ設計変更があってもその場で変更ができます。複数のプロジェクトメンバーが同時に作業することができるので作業効率がアップします。

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Autodesk Revit

精度の高い3DモデリングができるBIMに特化したCADソフト

Autodesk Revitは米国のAutodesk社が開発したBIMに特化したCADソフトウェアです。精度の高い3Dでモデリングができ、自動で平面図、断面図、立面図を作成できます。3Dビュー、レンダリングなどもでき、全てのデータが連携しているので修正や変更があってもリアルタイムで全てが変更でき作業の効率的化が図れます。レンダリングソフトやツールとの連携で図面作成、パース作成、干渉チェックなど幅広い作業が可能になります。

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GLOOBE Architect

日本の建築基準法に合った日本のためのBIMソフト

福井コンピュータアーキテクトが開発したGLOOBE Architectは日本の建築基準法に合った日本のためのBIMソフトです。外観デザイン、法的規制、平面計画など様々な設計アプローチを用意、企画設計から確認申請図作成まで行うことができます。プロセスの間で変更・修正を繰り返していく設計本来の姿を実現。基本設計のモデルデータを基にして生成される高品質な図面は効率アップだけでなく設計者の負担も減らします。新しいレンダリング機能によりフォトリアルCGも作成も簡単にできます。

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VectorWorks Architect

建築・インテリア業界向けの高性能なCAD&BIMソフト

アメリカのVectorworks社が開発するVectorWorks Architectは建築・インテリア業界向けの高性能なCAD&BIMソフトです。2Dや3Dの作図、レンダリング、テクスチャマッピングの他に、建築設計、内装設計、ディスプレイデザインなどのBIMもできクラウド上レンダリングなどの専用サービスも用意されています。用途に応じた専門ツールを搭載する5種類のパッケージが用意され、高精度な作図、モデリングを実現します。

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Rebro

BIM対応高精度3D設備モデルを作成できる建築設備専用3DCADソフト

日本のNYKシステムズの開発するRebroはBIM対応の高精度3D設備モデルを作成できる建築設備専用3次元CADソフトです。設計、施工、維持管理、改修計画まで情報をシームレスに展開できるのでミスや手戻りを極力減らし業務の改善や効率化をサポートします。ハンドル操作で簡単に作図や編集ができる初心者でも短時間でCAD操作の習得が可能、一つの3Dモデルデータから平面図、断面図、詳細図、スリーブ図などを用途に応じ生成でき修正や変更はリアルタイムで関連するデータに反映されます。

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Tekla Structures

BIMモデリングのための構造設計向けソフト

Tekla StructuresはフィンランドのTrimble社の開発したBIMモデリングのための構造設計向けソフトです。様々なマテリアルに対応し構造物の建設、維持、管理に必要な建築情報を持つ3次元モデルの作成ができ、無償提供されるBIMコラボレーションツールで情報共有による共同作業も可能、Tekla Open APIで複数の設計・解析ツールと連携できます。またLOD500まで対応しているのでエラーの少ないモデル作成が可能、プロジェクトの収益性を高めることが期待できます。

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【番外編1】BIMソフト同士を比較 ArchicadとRevit

機能、操作性、価格の違いを比較

BIMといえば代表的ソフトウェアはArchicadとRevit。そんな2つのBIMソフトについて機能、操作性、価格の違いを比較し、向いている人や企業についてまとめています。デザイン会社やデザイナーなどの意匠設計者に導入しやすいArchicad、日本の建築会社に向いているとされるRevit、その理由を比較しながら解説します。

BIMソフト
「Archicad」と「Revit」の
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BIMソフトの導入は急速に進んでいる

2020年度に建設関係者480人に行った調査(※1)にて56.4%が勤務先でBIMを導入していると回答されているように、BIMの導入は急速進んでいます。 BIM導入済みの286の設計事務所においては、65.9%が「効果があった」とし、プレゼン力の向上、ミスの減少、時間短縮などの実感も得られています(※2)。
代表的なBIMソフトやおすすめの連携ソフトもまとめていますので、検討してみてはいかがでしょうか。

※1…参照資料:2020年度BIM活用実態調査レポート(日経BPコンサルティング) (https://damassets.autodesk.net/content/dam/autodesk/www/apac/pdf/bim-report-final.pdf)
※2…参照資料:日本建築士事務所協会連合会 BIMと情報環境ワーキンググループ「建築士事務所のBIMとIT活用実態にかかわる調査 報告書(2019)」(https://www.njr.or.jp/pdf/BIM_report_web.pdf)

代表的なBIMソフトや
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