Archicadは、長年の実績を持つ建築・建設用CADソフトウェアです。そのソフトウェア技術によりBIMをいちはやく取り入れ、世界中の設計者・デザイナーに愛用されています。Macにも対応し、デザイン性を追求したArchicadの特徴について紹介します。
ハンガリーのグラフィソフト社が開発した建築・建設用BIMソフトウェアArchicad。1つのBIMモデルの中にすべてのデータが集約されているので、これまでのように色々な整合性を気にせず、品質や精度を損なうことなくデザイン性を追求して設計することができます。レイヤーの概念もあるので2次元CADに慣れている設計者にも使いやすいです。
最初から3Dモデルを作成して設計していくので、設計初期段階でも簡単にプレゼンテーションを行うことができます。施主との打ち合わせの時に設計変更があっても、その場で変更ができ、すぐに変更後の3Dモデルを見せることができるのも大きなポイント。ウォークスルー機能では実際に建物のなかを歩いているようなプレゼンも可能です。
複数のプロジェクトメンバーが同時に作業することができるので効率がアップします。変更点もリアルタイムに反映でき、社内だけでなく社外メンバーとの共同作業も容易にできます。出勤が出来ない場合でも自宅のPCで会社にいるのと同じように図面を見ながら打合せができるのでリモートワークでも問題ありません。
公式HPにArchicadで使用できる3Dオブジェクトが数千種類用意されていて無料ダウンロードができます。ドラッグ&ドロップで簡単に利用できるので、設計者は施主の要望を聞きながら視覚的にアプローチをする事ができ、よりクライアントの理想に合う家を設計する事ができます。
BIMソフト+レンダリングソフトを
連携させたプレゼン事例を紹介
【インポート/エクスポートのファイル形式】
.PLN/.PLA/.BPN/.TPL/.MOD/.2DL
【GRAPHSOFT社作成アドオンソフトウェア】
Solibri Connection 、IFC Model Exchange with Archicad for Revit、Cinema 4D など10種類
【パートナー会社作成アドオンソフトウェア】
TWINMOTION and Archicad DIRECT LINK、Shadow Planner 、ight for Archicadなど4種類
Archicadと
Aoutdesk Revitとの比較を見る
●創設以来一貫して公共施設の建築設計を手がけてきた地域密着型建築設計事務所では長年にわたり2D CADで設計業務を行ってきましたが、作図用途のみであることに限界を感じBIM導入を検討。操作性の良さからArchicadに決定し2年間でほとんどの新築案件をBIM化してきました。3Dモデルを使うことで施主は建物の正確なイメージを把握できるようになり認識のズレによる事後クレームも減りました。
参照元:グラフィソフトジャパン公式HP(https://graphisoft.com/jp/case-studies/babasekkei-architects-2021)
●公共民間を問わず多彩な建築を手がける総合設計事務所では3年前からArchicadを導入。急ぎのプレゼン案件のためにぶっつけ本番で平・立面図にパースまで1週間弱で一気に仕上げプレゼン成功、日本語学校の建築プロジェクトでは明確な形がなかった施主の要望をBIM活用で具体的プランに仕上げていき無事竣工しました。地方都市においても厳しさを増す業界で勝ち残っていく上でBIMは欠かせない武器だと感じています。
参照元:グラフィソフトジャパン公式HP(https://graphisoft.com/jp/case-studies/washizusekkei-2018)
メーカー名 | GRAPHISOFT SE.(ハンガリー) |
---|---|
日本法人本社(日本総代理店本社) | グラフィソフトジャパン株式会社 |
所在地 | 東京都港区赤坂3-2-12 赤坂ノアビル 4F |
営業所(国内) | 大阪・福岡 |
問合せ電話番号(代表) | 03-5545-3800 |
公式サイトURL | https://graphisoft.com/jp/solutions/products/archicad |