この記事は公式サイトの情報をもとにまとめています。
Vectorworks Architectは米国のVectorworks社の開発した高性能なCAD&BIMソフトウェアです。汎用2D/3Dの作図、テクスチャマッピングやレンダリングなどの3Dビジュアライズだけでなく、建築設計、内装設計、ディスプレイデザインなどBIMもできる建築・インテリア業界向けの製品です。Vectorworks Service Selectを契約するとクラウド上レンダリングなどの専用サービスも利用できます。
Vectorworksは搭載機能によってFundamentals、Architect、Landmark、Spotlight、Designerの5種類のラインナップを揃えています。基本機能搭載の汎用パッケージFundamentalsは、Vectorworksのベースとなる3Dモデリング、2次元製図機能、リアルレンダリング機能が搭載されているので、まずはこれを用意すれば高精度な作図、モデリングをすることが可能となります。
Vectorworksシリーズは用途に応じて専門ツールを搭載したパッケージが用意され、Vectorworks Architectは建築設計用、Vectorworks Landmarkは土木/造園設計用、Vectorworks Spotlightは舞台照明計画用となりFundamentalsの基本機能に加え専門機能やライブラリが搭載されています。Vectorworks Designerにはこれらの全機能が搭載されています。
Vectorworks Architect2021の新機能として、新たにカスタマイズ可能な通り芯を作成し合理的な設計を実現できる「グリッド線ツール」、2D/3D表現を含み材料のグラフィカルな属性やデータを一ヶ所で定義できる「マテリアル」、ゼロから図面マーカーを作成して独自グラフィックを定義できる「新しい図面マーカー」を採用、これまで以上の高性能なツールとなっています。
【インポートファイル形式】
IFC/DWG/DWF/イメージファイル/スクリプト/ワークシート/テクスチャファイル/座標データ/など数10種類
【エクスポートファイル形式】
IFC/DWG/DWF/イメージファイル/スクリプト/ワークシート/データベース/テクスチャファイル/座標データ/アニメーションなど数10種類
【インポートファイル形式】
IFC/DWG/DWF/イメージファイル/スクリプト/ワークシート/テクスチャファイル/座標データなど数10種類
【エクスポートファイル形式】
IFC/DWG/DWF/イメージファイル/スクリプト/ワークシート/データベース/テクスチャファイル/座標データ/アニメーションなど数10種類
●福井県にある曹洞宗の寺院は平成の大改修をすることになり、2Dの軸組図だけで伝統的構法の建物を理解することは難しく3Dモデルの作成は必要不可欠だと考えVectorworksを導入、作業を担当ごとに分けクラウドで共有しながら進めていきました。構造設計におけるBIMの有効性を実感し現在は別の物件でも3DBIMで構造設計を進めています。
参照元:A&A(https://www.aanda.co.jp/casestudy/2019/2019-05.html)
●商業施設や専門店の設計施工を行なっている設計会社では長年にわたり業務にVectorworksを使用していますが以前よりも3Dの活用機会が増えています。3Dデータを活用したデータ打ち合わせも可能になり、打ち合わせ先や外出先でもデータを扱うことができ、お客様からの厳しい要求にもすぐに対応できます。施工へ渡す図面も3Dのパースを付けることで納まりなども直感的にわかり現場では好評です。
参照元:A&A(https://www.aanda.co.jp/casestudy/2019/2019-01.html)
メーカー名 | Vectorworks, Inc..(米国) |
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日本法人本社(日本総代理店本社) | エーアンドエー株式会社(日本総販売元) |
所在地 | 東京都港区港南2-13-29 キヤノン港南ビル7F |
営業所(国内) | 東京 |
問合せ電話番号 | 03-6719-7459 |
公式サイトURL | https://www.aanda.co.jp/Vectorworks2021/vwa_index.html |